それに合わせたよう蓮に頭を撫でられ、堰を切ったように涙が溢れ出した。 「っー戻りたい…」 「あぁ、一緒に背負っていこう。感情だってゆっくり戻していけばいい」 もうこの居場所と仲間、そして愛しい人を手放したくはない。 1年離れていたからこそ、皆の存在の大きさを実感した。 「なら、早く怪我を治すことだな。 そのあとは覚えてろよ……徹底的に聞き尽くしてやる」 怪しい笑みを浮かべた恭輔はそのまま部屋を出て行った。 ……早く治って欲しいけど、尋問されるのは嫌だな…。