「っゆみりんは僕を置いていったりしないよね!?」 準備をしている看護師が壁になり、向こうからは私が見えていないようだ。 ……勝手に殺さないで欲しいよ。 「陽、生きてるから。置いていかないよ」 看護師の人に少し場所をずれてもらい声を掛ければ、3人は一斉にこちらを向いた。 「目が覚めたのか…」 「……よかった」 安堵のため息を漏らした皆は、さっきとは打って変わって柔らかい笑みを浮かべた。