「っ黎、約束が違う。銀狼には手を出さないと言ったはずだ」 「えーだってここにいる時点で殺さないってのは無理だよ。 ……でもどうしてもって言うんなら、考えてあげてもいいよ?」 つまり何か条件を飲めといいたいわけか…。 「何が欲しい」 「ん?由美が僕の玩具になってくれるんなら銀狼には手を出さないであげる」 今までボソボソと話していたにも関わらず、最後だけ声を張り上げた黎。 その所為でここ一帯の空気が凍りついた……特に恭輔と蓮の出す殺気が半端ない。 それでも銀狼を救うためには…。