これで少しは…。 と、注意を逸らせたであろう恭輔を見るとバッチリと視線が絡まった。 っーーヤバイ…。 「そいつを取り押さえろっ!!」 一瞬目を見開いて驚いた恭輔だが、すぐに飛ばされた指示。 それを入口に立っていた男たちが聞き取り、一斉に襲いかかってくる。 そいつらの攻撃をいなし、急所に拳や蹴りを叩き込んでいく。 が、転がった男が出した足を避けきれず、バランスを崩す。 「っく…」 ここで捕まるわけにはいかないっ! 何とか体勢を立て直すが、眼前には恭輔が迫っていた。