そして、 「見知った奴しかいない式だ。神に誓うなんて柄でもない。 俺は唯一人…由美にしか誓わないし、縛られない」 皆の方を向いてそうのたまった。 唖然とする皆と私を置いて、当の本人はその場で片膝を折った。 「これから一生由美を愛し抜くと誓う。俺と…共に歩んでくれますか?」 そして私の手を取って、その甲にキスを落とした。 とんだサプライズに目を瞬かせるが、状況を理解すると大きく頷き、 「はいっ」 我慢しきれず、蓮に飛びついた。