私たちは手を繋いだまま、式について最後の細かな説明を受ける。 プランナーの話を聞きながら、結婚式場の扉の前で待っているであろう人を思い浮かべる。 …早く見せたいな。 段取りを全て把握しているからと話を聞き流していると、どうやら一通り話が終わったようだ。 「…ではこのような段取りとなります」 「はい、お願いします」 会釈をする蓮に続いて頭を下げると、移動を促された。 ふふっ、やっと会える。 移動の中、プランを立てる上で一悶着あった式の入場の仕方について思い起こす。