……温かい…。 蓮の温もりに安心感を抱いていると、より一層力強く抱きしめられた。 「っ無事で良かった……ごめんな。由美が離れていくのが怖かったんだ」 弱々しく呟く蓮の背中に優しく腕を回す。 「私こそ飛び出してごめんなさい。でも、もう少し自由に遊びまわってみたかったの」 「……そうだよな。だが、俺がいない間に由美に何かあったらと思うと気が気じゃねぇんだ」 ふふっ心配性だなぁ…。 「私は黒猫だよ?だからそんな簡単にやられないよ」 ふわりと微笑むと、真剣な表情で顔を上げた蓮。