「…由美は懲りてねぇみたいだな」
背筋が凍るような低い声に恐る恐る顔をあげると、笑みを浮かべた蓮が間近に迫っていた。
……目が…笑ってませんよ…。
身の危険を感じて逃げようとするが背中にはソファー、両脇には蓮の腕。
逃げられない…。
しかし…そんな状況だからこそ、私の中に蓄積されていた不満が一気に爆発した。
「蓮が外出禁止令なんて出すからじゃんっ!私だって遊びに行ったりしたいのにっ」
ずっと縛られて自由なんて知らなかった…でも、蓮たちと過ごして自由を知った。
だからこそ、他の高校生のように遊んでみたかった。


