忘れ物は机の中
そっと音を立てないようにして取る。
…とれたっ!
ほっとして扉にむかう
そのとき
あしを机に引っ掛けた…
ガンっ
静かな教室に響く。
岡田君がこっちを向いて
あっ目があって…
「工藤さん…?」
ヤバいっ
逃げろ!
忘れ物を持って
全力疾走…
「あっ、おい!」
岡田君が追いかけて来る
足が速い岡田君と
普通な私
すぐに追いつかれ、
肩をつかまれる。
『あの…
何も言いませんから…』
岡田君がいる後ろを
向きながら言う
きっと岡田君なら
ゆるしてくれる…
「ふざけんなよ
フツー入ってくるか?」
は…ず?
なんかキャラがちがう…?
「お前絶対何も誰にもいうなよ
言ったらぶっ殺すかんな。」
顔が怖い…
あの王子様スマイルは
どこいったの?
つーか
性格も変わってるし…
「あー
今キャラどうしたの?
的なこと考えてただろ」
なっ!
心の中よんだ?!
『えっ…
いやー…』
「顔に書いてあるんだよ!
まあいい…
このことも絶対言うなよ」
