理科室に戻ると
みんなが私達を見た。

そしてヒソヒソ話が始まる。



なんか…
イヤな感じ…


「あのさ…」

裕哉がちょっと前に言う。

「あれが本当の俺だから。猫かぶってただけだし。」

えっ!
バラすんだー
まあ
考えてみればそっか。

「あと…」

私の手を繋ぐ

んー?
これはどういう?

「こいつと付き合うから!よろしく。」

えーー!!

『いっ、今言うこと?
しかも皆の前って…』