「なんだよそれだけかよ。」
「何安心してんのよ。驚くところでしょうが」
「いや~、てっきり離婚すんのかなって思って…。
よかったよかった。」
ホントによかった。
母さんにはなんだかんだ言って幸せであってほしい
「ハハハッ、ごめんな智。
心配させて。
けど、安心しろ。俺は絶対母さんを幸せにして見せるから。」
「おう。」
俺は裕司さんのこういうところが好きだ。
「も~う、お父さんったら♪
そういえば日にちは8月の4日なんだけど……
その日、空けといてくれる?」
「わかった。」
結婚式、楽しみだな
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