「ごちそーさま。母さんのご飯、やっぱうめぇな。」
「もぅ~智ったら♪」
ははっ
言わない方がよかったかな?
母さん、照れすぎだよ……
「そういや、大事な話って何?」
「実はその事なんだけどな……
母さん、座って。」
すると母さんは一気に真剣な顔になって
いつもなら俺のとなりに座るのに今は裕司さんのとなりに座った。
二人とも、真剣な表情で俺を見めくる。
なんか俺まで緊張してきた。
「俺たち、今更ながらなんだけど……
智の夏休み中に結婚式あげることになった!」
………。
「それだけ?」
「うん♪それだけ。」



