「へっ?なんで?私、嫌われることした?」



いやいや、充分にしてますよ。



「ん?してるよ。だから、どっかいって?」



ニコッ♪



「う、うん。」




下川はビクつきながら自分の席へと戻っていった。




「ふぅー。ようやく解放~♪」



俺がのんきにそんなことを言ってると



小春が驚いた様子でこっちを見ていた。



それがいたたまれなくなった俺はどうして見てるのか?


聞いてみることにした。



「ねぇ、なんで俺のこと見てんの?


もしかして惚れちゃったとか?(笑)」






「はい!」






はい!……へぇー



…ってはい!?



えっ嘘でしょ!?



なんで?!