「おおっ!ここでライバル登場か!?」


司会者が面白おかしくその場を盛り上げる。



その間に下川は壇上に上がった。



「私も、私も上村智くんのことが好きです!」



下川は少し息が上がりながらも告白をした。



小春は少しパニクってた。



「では、上村くんにこの壇上に上がってきてもらいましょう!」



ええっ!


けど、告白されたんだしちゃんと言わなきゃな



俺は壇上に上がった。




「今の感想は?」


何聞いてんだよ



そんなことが言えるわけなく俺は答えた。



「嬉しい反面、申し訳ないです。」