「その……11月6日の文化祭で伝えたいことがあるんです! だから、その時の体育館で行われる大会に来てくれませんか?」 「えっ、いいけど…。なんの…」 「それじゃあ、私は料理の支度に戻りますね。」 小春はさっきとは一転ニコニコしながらキッチンに戻っていった。 結局、告白はできず 文化祭についても聞けず とうとう明日が文化祭の日となってしまった。