そういい終えると
なんだか場の空気が暗くなった。
俺は耐えきれなくなって
「愛斗くん!メアド交換しない?」
「いいよ、別に。」
よし!
「あの…さ、もしまたその彼女とヨリを戻せたら
俺もその間にコクるし、そんときはダブルデートしないか?」
「ははっ、お前、それ約束だかんな。」
愛斗くんは苦しそうにしながらも笑ってた。
ちょっと悪いことしたかなとは思ったけど
けど、それが現実になるように愛斗くんにも頑張ってほしい。
本気でそう思った。
「二人ともー買ってきたよ♪」
「ありがと。」
とりあえずさっきの話を忘れてご飯を食べ下川たちには
何事もなかったかのように接した。
そしていつの間にか帰る時間になっていた。



