「着いたよー。」



…えっ


「もしかしてこの家?」



「そうだけど?」



……でかすぎるでしょ



なんか高級住宅街らへんに来たなーと思ってたら…


マジで高級じゃん



しかもここら辺で一番でかそう……



友くん何者!?



「なにしてんの?入りなよ。」



「えっ!あっ、うん。」



呆然と友くん家眺めてたらいつの間にか友くんは玄関の前にいた。




俺は真ん中に敷かれたタイルの上を小走りで行った。



「ごめんごめん。ぼーっとしてた。」





「どうかしたの?」



「いや、家がデカイなーッと思って……。」