「友くーん♪」



俺は手を振りながら改札を出て友くんのもとへと走っていった。



「やっほっ!」



「友くんじゃなくて友でいいって」



「いや~慣れてしまったもんで…」



「なにそれ(笑)とりあえずうちに向かおっか。」


「おう!」


あっ、忘れてた忘れてた


「そだ。あのさ、実は今日、理科の宿題出されちゃって……


友くん家でやってもいいか?」




「全然OKだけど…急だね」





「まあね。理科の先生大西って言うんだけど


そいつ、急に宿題だしてさ、やってこなかったら宿題倍だよ!?


だからホントにめんどくさい」



「ハハッ、それは大変だね。」



友くんは苦笑いしながらそう言った。