「それやらなかったら、なんかある…?」



恐る恐る俺は聞いてみた。



「はい。宿題が倍に増えるそうです。」



……ともくんには悪いけど宿題をもって家にお邪魔しよう



「わかった。ありがと。それじゃ、その宿題もって行ってくるね。」




「はい、それじゃあいってらっしゃい。」



そう言って小春は部屋を出ていった。



よし!



さっさと準備して友くんち行ーこおっと♪





俺は鞄に宿題を突っ込んで部屋を出た。




すると廊下でマユ吉にあった。



「あっ、マユ吉だ。」



「よっ!どっか行くのか?」


「おう。友達ん家に行ってくる。」



「ふーん。いってらっしゃい。」



「おう。いってきまーす」



俺がそう言うとマユ吉は


「それじゃ。」




と言って自分の部屋に戻っていった。