交わらなかった平行線




春の風が、
少し暖かくなった、
4月の半ばの事だった。


友人のリストにいるのに、
一度も話したことない、
彼が、
すごく気になった。

そんな人、
他にもたくさんいるのに、
彼が、
気になって仕方なかった…。

気づいたときには、
もう、
会話を始めていて、
その会話は、
すごく心地よかった…。


*とわ…ちゃん?とわ…くん?*

*とわくんです(笑)よろしくな!*

彼と話してることは、
ほんとどうしようもないことなのに。

すごく、
すごく、
心地よかった。