夢の向こう側へ【作成中】



私は次の日も
佐野さんに会いたくて屋上に行った



「ほんとに毎日いるんですね。」


「まあな。ここ落ち着くじゃん?」


「はい。」


「悩みあったら聞くよ?」


「・・・。」


「無理には聞かないから。」



自分の本心なんて言わない


人に心なんて開かない


私はあの日からそう決めた



それなのに
佐野さんを信じてみたい


私は気づいたら話していた