ドキドキが止まらなかった 「どうしてですか?」 「え・・・?」 「どうして私なんかに 話し掛けてくれるんですか?」 聞いてしまった 本当は答えを聞くのが 怖くて仕方ない なのに口が先走っていた 「わかんない。俺にも。」 「ただ・・・なんか心配で。 ひとりで屋上いるのも 悩みとかあるからかな〜って」 「優しいんですね。」 「まあ、聞く事ならできるし 俺毎日ここいるから 辛い事あったらまたおいでよ」 そういって私の頭を優しく撫でた