「なんで帰んの?」



「え・・・」



ふと顔を上げると
その人はこっちを向いていた


身長が高く綺麗に整った顔
髪の毛は少し茶色くて
無造作に見えてきちんとセットされている


まるで自分に似合う髪型を
分かっているかの様に



・・・モテるだろうなこの人



ふと心の中でそう思った