「白石瑞希って名前も可愛いよね〜」


「そういえばさ、あの子。
あの咲原さんだっけ?
あの子も瑞希でしょ?」


「似てもに似つかないよね〜
あそこまで違う?」


「キャハハハハハ〜」


そう私を指差し笑う



・・・何も気にしない。



本当の事を知られる方が怖い。


学校生活さえ終われば
隠す事なんてなくなる


誰とも関わらず
ただこの学校を卒業するだけ


私の心には大きな闇があった