学校に着き、授業を受ける。
だが臣はなぜか電車男のことを考えてしまう。
「なんで…あんなきもいのに…」
臣は会いたい、見たいと考えるようになっていた。
学校が終わり、16時台の電車に乗った。
空いている席がないか探す。
すると見覚えのある顔が。
「電車男だ…」
電車男はニヤニヤしながらなにか独り言
を言っていた。
そして小さい子供の様に電車の中を独り言を言いながら巡回しだした。
臣はガン見していた。
「降りる駅はどこなんだろう…」
そんなことを思いながら電車男を眺めていた。
すると車内アナウンス、
「次は千代崎~千代崎です」
千代崎は臣の降りる駅の3つ前だ。
電車は千代崎で停まった。
すると電車男は降りて行った。
「千代崎だったんだ」
臣はいつの間にか電車男に夢中になっていた。