keep.ーそれでもすきー

遥も同様に、彼氏いない設定にし
行き当たりばったりのカラオケオールがスタートすることに。

戻ると、店員に事情を説明し大きい部屋に移動する用意をしていた男グループ。

そのままゾロゾロと移動することに。

で、適当にどどっと入って座った席の隣はなんと、あのイケメン。

やべぇぇええええあああ!!!!


緊張マックスで、人見知りしないあたしが、珍しく人見知り。
もう完全に一目惚れ。

『とりあえず自己紹介するべ?俺、勇樹ですー!よろしく!』

と、次々自己紹介していく。

要約すると
小さいけどみんなのリーダー、勇気
とりあえず具合悪い、亮
背の高い清楚系、颯太
で、小さいけどイケメン、一馬

緊張しすぎて逆に覚えまくりな私。


偶然にもタメで、より意気投合した。

『タバコ吸わないの?』

突然聞こえた声に驚いた。
声までかっこ良い…なんて浸ってる場合じゃない。

「3日前から禁煙中」
と答える私。

『いる?吸いなよ』

の声にあたしの手はおもわずタバコに向かっていた。

マルボロメンソール。

臭くてキライだったマルボロが好きになった瞬間だった。