はじめてを君に。




中学校2年生になったばかりの
春、新しいクラスの中に
とけこめずにいたあたしを、
1人の男子が気遣って、
仲間に入れてくれた。

 



あたしはあっという間に
そのクラスにとけこみ、
たくさんの友達ができて、
中学校生活を楽しむ事が
できるようになった。





そして学校生活を送るうちに、
あたしはなんとなく気づいていた。


その男子は、自分のことを
好きだということに。




そのことに対しては
まったく嫌な気持ちがしなかったし、

むしろ他人から好かれることに、
嬉しいと感じている自分さえいた。