何だか、美桜はだんだん自分が
嫌になって来た。
何で、こんなにやってくれてるのに…
素直に喜べないんだろ…
“自己嫌悪”まさにその通りだ、そう思った。
「じゃー、そろそろお開きにしますか!」
「そだねー」
「じゃあ割り勘で一人740円ね。
あ、勿論美桜ちゃんは出さなくていいよ」
「え、でも…」
「いいの、いいの!美桜ちゃんホントはこう言うのニガテだったんだよね…誘っちゃってごめんね」
(…ちがう。本当はカラオケだって、プリクラだって行きたいんだ、私だって。
でも…でも…しょうがないんだよ。)
嫌になって来た。
何で、こんなにやってくれてるのに…
素直に喜べないんだろ…
“自己嫌悪”まさにその通りだ、そう思った。
「じゃー、そろそろお開きにしますか!」
「そだねー」
「じゃあ割り勘で一人740円ね。
あ、勿論美桜ちゃんは出さなくていいよ」
「え、でも…」
「いいの、いいの!美桜ちゃんホントはこう言うのニガテだったんだよね…誘っちゃってごめんね」
(…ちがう。本当はカラオケだって、プリクラだって行きたいんだ、私だって。
でも…でも…しょうがないんだよ。)

