「恋、大丈夫、起きてるから、てか耳痛いから。」

だるい体を引きずりながらローファーを脱いで靴箱に入れようとしたとき、水色の封筒が目に入った。


「…なにこれ。」

「わぁぁ!ひよぉ、それラブレターじゃないっ!?すごいじゃん!」

「んなわけないでしょ。」

テンションが上がりまくっている恋にツッコミを入れた後、教室に向かった。