「ありがと恋、じゃ、お互いガンバろっか!」 「うんっ!ひよより先に幸せになってやるっ」 「負けてたまるかぁー」 …ぷっ、と吹き出して笑いあうあたしたち。 「恋、ほんとありがとね」 あたしはそれだけ言って布団を頭からかぶって目を閉じた。