私は電話することにした。今電話しなければ、月曜日に仕事にいけないと思ったから。
3回ほどコールすると、社長が出た。
「もしもし、大井?」
「もしもし、大井です。あの、、ラインもみました!大丈夫ですよ、私口外したりしませんから!」
「そういうんじゃなくて、今からちょっと会えない?」
「会えません。これ以上仕事のこと以外には絶対にあえません。私はそういう大人の駆け引きとか絶対に出来ません。。。」
「いや、最後まで話聞けよ…」
「でも…私嬉しかったです、女として扱われたの、ほんといつぶり!?とかおもちゃって!!でも、あれですよ、社長!私ほら、年齢的にいってますから。今更責任取れとか絶対に言わないです、そういう所はちゃんと心得てますから、私のこと…」
「だから!俺にもしゃべらせろ!」
マシンガンのように話している私の言葉を遮って社長が怒鳴った。
「な、なんですか。脅しですか!?」と私も怒鳴ってしまった。
電話の向こうで社長がため息をついていた。
「ちょっとこれから会えないか。マジでお願いだ。」と切羽詰った声で言う社長。。。でも私すっぴんだしと思っていると、
「大井の家って俺んちから近いだろ?履歴書見たときにそう思った。」
「近いですよ、でも私すっぴんだし、外に出たくないんです。明日じゃダメですか?」
「すっぴんでも良いよ、とにかく会いたいんだ!」
結局社長の熱意に負けた。
どっちにしろ、私たちが恋愛に発展することがないのなら、別にすっぴんだって良いかとある意味開き直ることが出来た。
自分を飾ることなく、自然体でいるのが私だもの。
これから何があってもかまわない。
結局社長が私のマンションに来ることになった。
恋人でもないのに、ドキドキしてしまって…
どうせまた傷つくくらいなら、最初から何も始めないほうがよっぽどマシだと思った。
続く
3回ほどコールすると、社長が出た。
「もしもし、大井?」
「もしもし、大井です。あの、、ラインもみました!大丈夫ですよ、私口外したりしませんから!」
「そういうんじゃなくて、今からちょっと会えない?」
「会えません。これ以上仕事のこと以外には絶対にあえません。私はそういう大人の駆け引きとか絶対に出来ません。。。」
「いや、最後まで話聞けよ…」
「でも…私嬉しかったです、女として扱われたの、ほんといつぶり!?とかおもちゃって!!でも、あれですよ、社長!私ほら、年齢的にいってますから。今更責任取れとか絶対に言わないです、そういう所はちゃんと心得てますから、私のこと…」
「だから!俺にもしゃべらせろ!」
マシンガンのように話している私の言葉を遮って社長が怒鳴った。
「な、なんですか。脅しですか!?」と私も怒鳴ってしまった。
電話の向こうで社長がため息をついていた。
「ちょっとこれから会えないか。マジでお願いだ。」と切羽詰った声で言う社長。。。でも私すっぴんだしと思っていると、
「大井の家って俺んちから近いだろ?履歴書見たときにそう思った。」
「近いですよ、でも私すっぴんだし、外に出たくないんです。明日じゃダメですか?」
「すっぴんでも良いよ、とにかく会いたいんだ!」
結局社長の熱意に負けた。
どっちにしろ、私たちが恋愛に発展することがないのなら、別にすっぴんだって良いかとある意味開き直ることが出来た。
自分を飾ることなく、自然体でいるのが私だもの。
これから何があってもかまわない。
結局社長が私のマンションに来ることになった。
恋人でもないのに、ドキドキしてしまって…
どうせまた傷つくくらいなら、最初から何も始めないほうがよっぽどマシだと思った。
続く
