鬼畜彼氏






「じゃあ、自己紹介してね」



一気にシーンと静まりかえる教室。


いつもこれぐらい静かなら
いいのにね。


女子は、どんなかっこいい事を
言ってくれるんだろう?
と、ドキドキし


男子は、このイケメンは
どんなイケメンぶりを出して
自分たちの日常に影響を
与えるんだろうか
と、ドキドキしていた。



「えーと、転校生
らしいんで転校生です。」



全 : お、おお。
そりゃそーだと思うよ?




しかし、転校生はそんな私達の
期待のはるか斜め上をいった!




「ふわぁ…
ねむ。」



全: え?終わり??




「み、三守くん?
名前と趣味ぐらいは言おうよ。
ねっ??」



全: ほら見ろ。
先生困ってるよ…




「…今、この場でいっても
覚える人少ないですし。
聞きたい人は後で聞いてくれば
いいんじゃない?」




全: は??
自己紹介の意味ねーだろ、それ!!




「あ、でも寝てる時は
起こさないで下さい。」




全:ワガママだな!!



タン…パタパタパタ…
…ガタンッ



「……スースースー」




全: 寝んの早っ!!!




「あ…先生、職員会議
あったんだ!じゃ、みんな
仲良くするよーにねっ?」



バタバタバタ




全: 先生逃げちゃったよ…