鬼畜彼氏






「くっ、てめーら娘を押さえろ!
早く人質にっっ…!!?」



ズドンっ
と、鈍い音と同時に
ウッと呻き声が上がった。



社長…というかボスの巨体が
投げ飛ばされたのである。


しかも………ゆんちゃんに。



「甘いなー。
油断しちゃダメだよ?
社長さん♪♪」



「おっ…前、くっ!!」



「やめてよ、その顔。
なんかゆんちゃんが裏切り者
みたいじゃん。(笑)
まー、こんな事もあろうかと
縄も外してもらってた訳だしね」




「ま…まさかこんな事に
なるなんて…クソッ!
おめーら、グズグズしねーで
さっさとこの娘を捕まえろっ」
↑自分は背中の衝撃で動けないらしい。



「ところがですねー」



グイッ

ボスの首筋にギラリと光る
鋭利な物が押し付けられた。



「なっ!!?」



「靴の底にもナイフなんか
隠し持ってたりしてー」



「「「ボッ、ボス!!!」」」



「人質はどーっちだ。ってね。
それよりあんた達、よくうちの者
相手にしてゆんちゃんの所に
来ようとしたよね?」



さっきの先頭の男が
不敵にニヤリと笑う。



「そーゆうことだ。」