鬼畜彼氏





ていうか、ものすごく
意外だ…。



まさか、先輩が助けにきて
くれるなんて。



「先輩、ありが…」



「おっまえは、目はなしたら
すぐなんかに巻き込まれやがる。



ちょっとは周りと言動に
気を使えや、あぁ?」



あれ、私怒られてる?
いやー。
その言葉だけは
先輩に言われたくなかったなぁー(苦笑)



でも。
助けられたし。
さっきまで、シカトだったのに
今こうして喋れてるし…



「はーい。
気をつけます(^ ^)」




先輩は怪訝そうな顔で
私を見る。



ん??



「俺、寝るから。
勝手に喧嘩でも何でも
巻き込まれてろ。」



えー、寝んのー?!
今ー??
つか、酷いな。



うーん。
じゃあ、今日は…



「あ。俺が寝てる時に
半径1m以内に入んな。
入ったら、
どうなるか知らねーよ?」



「はうっΣ(゚д゚lll)」



今日は手を繋いで
あげようとしたのに!!




まー、先輩の寝顔は
見てるだけで
素敵な気持ちになるんで
いいですよ、別に。
ぷーんっ