鬼畜彼氏





「なにしてんの?
そんなとこで…って、
それもしかして、奥中さん?」




彼女さん(つぐみさん?)は
少なからず驚いている様子。



てか、あなたが邪魔しろて
言ったんじゃないすかー



「お前が言ったから、
こいつの邪魔してんだろ。」



お、珍しい!
おにーさん気があったねっ




「ちょ、そんなの…
バカじゃないの?!


確かに、言ったけどそんなこと
普通する!?」



いや、普通しないしない。



「お前が言うから
したんだっつの!」



おにーさんて、ズレてる
よね〜。←人の事言えんのか?




「だからって!!
そんなに私が王子の事
好きだと思ってるの?!



正真正銘のバカじゃん…。
確かに、王子はカッコいいし
運動神経もいいしあんたみたいに
ボーッとしてないけど、


もうちょっと、私のこと」



おにーさんが、バッと
彼女さんを抱きしめる。



おぉ!



「信じてくれても…って、
えっ?な…に」



「王子、王子うるせーんだよ。
他のやつの事しゃべんなって」



わー、言った!
どーせ『超くせー、やべえ!
恥ずい!』とか思ってん
だろーけど。笑


ええっ?
途端に彼女さんが泣き出した。




「和浩、やっと言って
くれたー。うわーんっ(つД`)ノ」



「ちょ、泣くなって。
大袈裟…」



あたふた。笑



にしても、なんかデジャヴだな。
始業式もこんな感じで
私、空気じゃなかったっけ?


まぁ、あんときは先輩
だったけど…。



にしても。これで、、



「はいはい。
これで一件落着と。


もう、ここ通っていいよな」



ちょ、えっ?!なんでっ…
先輩!!?