不良系幼なじみとの甘い恋愛事情



大きい看板に『Rose Pink』の文字。



ここがヒロさんのお店か。


そして


パパとママが出会った場所でもあるみたい。



来る途中で愛翔がそれを教えてくれた。



2人の馴れ初めを知らなかったからびっくりしたけど、ますます興味が湧いた。



「マジで行くのか?」



「もちろん‼ここまで来たんだもん」



お店の前まで来ても、愛翔はまだ嫌そうな顔をしている。



「ま、言い出したら聞かねぇもんな」



「よくわかってるじゃん、あたしの性格」



「当たり前だろ?何年一緒にいると思ってんだよ」



生まれた時からずっと一緒だけど、あたしはまだまだ愛翔の知らない部分がたくさんある。



それだけ愛翔のことが見えてなかったってことなのかな。