「なら反応しろよ」 「…………」 そう言われても、どう反応すればいいのやら。 「は、早く行こっ」 「そんなに俺と2人が嫌かよ?」 「違うよ。愛翔といるとドキドキしすぎておかしくなりそうなんだよ」 このドキドキが聞こえてしまいそうで。 想いが全部伝わっちゃいそうなんだよ。 「そんなに俺のことが好きなのか?」 意地悪な声が聞こえて、俯かせていた顔をゆっくり上げた。 目を細めて優しい表情を浮かべる愛翔に、胸がキューッと締め付けられる。 「……うん、好き」 わー‼ なに言ってんだろ、あたし。