「と、とにかく‼冷静になろ?落ち着いて考えれば間違ってたことに気付くかも」 付き合うなんてバカな結論を導き出したその頭が間違っていたことにね。 「冷静じゃないのはお前の方だろ?俺は至って冷静だ」 涼しげな表情でそう言い切った愛翔は、トイレの前に立ち尽くすあたしの方へゆっくり歩み寄って来た。 「突然言われて冷静になれるわけないじゃん。愛翔はあたしのことが嫌いなんじゃないの?」 だって本当に意味がわからない。 「俺がいつ嫌いだなんて言ったんだよ?」 「え⁉」 違うの?