i.Love You

「いや、り、猟牙?話ってそれ?」

俺は目を逸らさないように大丈夫だと自分に言いつけて亜弥をじっと見つめ
「・・・。あ、嗚呼。もうお前とはいられない。」
「・・・なんなの。じゃあ!あたしをもてあそんでたってこと・・・?昨日だって!全部!最低だよ!」
そうだ。俺は最低だよ。
わかってたのに、どうなるか。
「あんたっ!」
愛美が殴りかかろうとするのを止め、校舎に戻った。

その場に泣き崩れる亜弥を置いて...。