i.Love You




「はい…すみません。一人で突っ走ってました。」




うー
恥ずかしい



あたしの思い違い

奈々美はたまたま
猟牙と理音は何かあったみたい
さっきの
お友達は
ただの遊び


「ったく…」
本当溜め息でるよね

嗚呼、穴があったら入りたい

「よし、早く行こうぜ」


え?

「ゆ、許してくれるの?」

猟牙は少しの間、目をパチクリさせると

ニッと笑いながらあたしの手をひく


「だから!」


だから?