大好きなんだ
亜弥ちゃんが
大好きなんだよ
「亜弥―――………っ!!」
あいつ…
橘猟牙が
来た
ムカつく
亜弥ちゃんを傷つけたクセに
よくノコノコ近づいて来れるな
「亜弥、勘違…」
「うるさい!」
…亜弥…ちゃ…ん?
「なんでこいつと…」
「理音とは幼なじみだもん!なんで猟牙…意味わかんないっ」
幼なじみ…
亜弥ちゃん…僕のことやっぱりそんな風に思ってたんだ
「亜弥ちゃん…バイバイ…」
諦めない
でもここだと
いろいろ大変だから止めといただけ
でも…諦めくちゃいけないのかな…?
僕は亜弥ちゃん達に背を向け歩き出した


