i.Love You




チラッと周りを見渡したあと
はぁ…
と溜め息混じりに頬杖をついた



校内にクソうるさい
チャイムが鳴り響く






「猟…牙いますか?」




ん…
この声は…




ゆっくり顔を上げ、扉を見る




「あ…―――。」

“あ”ってなんだよ


「あの…さ…良かったら…」




教室の中がざわめき始めた



唇を噛みしめるなり
目を泳がすなりしている


「…なんだよ」


俺が眉間にシワを寄せながら

溜め息混じりに言うと慌てて


「良かったら一緒に帰らない!」