大好きだ。
大好きよ。
そう

言い、誓いあった二人は
今も目と目を向き合って笑っているの。
「あ~みっ」
高校2年の春、とうとう高2か~っと実感がわかない。
咲子が話しかけているにも気づかずボーッとしていたあたしは
パンっと咲子が耳元で手を叩いた音で
ハッと目が覚めた。
「も~亜弥は~だめじゃんか。もう高校2年生だよ?」
わかってるよ
周りには一年生らしき子達がぞろぞろ