あ、歩美…。 俺は急いでリビングにいったけど、歩美はいなかった。 「歩美?」 キッチンにもいない、トイレか…? なんて思いながら、ソファに座った。 そしてふとテーブルの上に置かれてあるものが目にとまった。 「紙…?」 俺はおそるおそる、紙に手をのばした。 紙には女らしい文字でこうかかれてあった。