「・・・っ!!」 思わず、走馬燈のようなものを見ていたオレは、周囲の声で目で我に帰った。 ああ、そうだった。 このアホ浪士を騙していたんじゃないか。 周りを見渡すと、新選組の奴らはまだ来ていなかった。 ・・・良かった。 自分で起こした問題を、自分で解決出来ないほど、ガキにはなりたくなかったから。 浪士はまだ、オレを目の前で心配そうに見つめていた。 ・・・こんな時になんだけど、コイツに見られると寒気がする。 ついでに吐き気も。