「あ、そーだ」
祐雅が参考書から目を離して話しかけてきた
『何ー?』
「俺教わってばっかじゃ悪ィし。日本史教えよーか?」
『は?』
待て待て待て
祐雅からそんな優しい言葉が出るとは思わなかった!
いや、いつもさり気に優しいんだけどね?
受験前のこんな切羽詰った時に言ってくれるとは思わなかった…
「は?って…俺じゃ不安っスか??…俺いちお日本史は得意なんだけど…」
声を小さくして俯いて呟く
ああもう…恥ずかしいけど可愛い!!!!
『や、え!不安じゃなくて!!いーの!?まだ教えきってないけど!!』
「ん。イイ」
めっちゃ笑って顔を上げた
そんな顔もまた可愛い…重症だなウチ
「4駅で多分俺も全部教えらんねーから。両方お相子って事で」
『…ハイ…』
「んじゃーどれー?何処何処ー??」
参考書を2人の間に持ち上げて聞く
昨日からなんとなーく不安だった範囲を指差す
『ココ…』
「コレー?コレはな…」
祐雅が参考書から目を離して話しかけてきた
『何ー?』
「俺教わってばっかじゃ悪ィし。日本史教えよーか?」
『は?』
待て待て待て
祐雅からそんな優しい言葉が出るとは思わなかった!
いや、いつもさり気に優しいんだけどね?
受験前のこんな切羽詰った時に言ってくれるとは思わなかった…
「は?って…俺じゃ不安っスか??…俺いちお日本史は得意なんだけど…」
声を小さくして俯いて呟く
ああもう…恥ずかしいけど可愛い!!!!
『や、え!不安じゃなくて!!いーの!?まだ教えきってないけど!!』
「ん。イイ」
めっちゃ笑って顔を上げた
そんな顔もまた可愛い…重症だなウチ
「4駅で多分俺も全部教えらんねーから。両方お相子って事で」
『…ハイ…』
「んじゃーどれー?何処何処ー??」
参考書を2人の間に持ち上げて聞く
昨日からなんとなーく不安だった範囲を指差す
『ココ…』
「コレー?コレはな…」


