十二の暦の物語【短編集】

『じゃーね』
「明日頑張りましょうねっ」

分かれ道で、軽く一ノ宮に手を振った
一ノ宮は、大きくあたしに頭を下げてバッと走り出していった
あたしも方向転換して、歩き出した

また、イヤフォンを耳に当てた
この曲…ずっと着メロにしよう
大好きだし
何より、一ノ宮と、さり気に一緒に聞いちゃったし…


携帯を握っていると、メールが来た

『?』

開くと、早速一ノ宮からだった


【メールさせていただきました
 あした、頑張りましょうね
 きれいだったので、送ります】

ほとんどひらがなの文章だった
スクロールすると、実際に見た方が綺麗だけど、この星空の写真が張ってあった




待ち受け設定、決定



文化祭まで、1日