「はいよ」
『ありがとう』
貰ってきてくれた片方の紙コップを差し出されて、笑顔で受け取る
見た目は凄いチャラっぽくて
眉間に皺なんか寄せてると不良みたいで私が絶対怖くて近寄れないような外見なんだけど
たまにさりげなく優しくて、実際に目の前に居なくても元気づけられるし
何より、ドキドキする
3年間経っても私の恋心は変わりません
むしろ、ずっと会えなくて悪化しているかもしれません
紙コップの端に唇を少しだけ付けて、甘酒を少しすする
熱くて、熱すぎて、直ぐに唇を離す
『熱ー』
「んー」
そう相槌をしながらも、和哉は平気でずるずる音を立てて啜る
『ありがとう』
貰ってきてくれた片方の紙コップを差し出されて、笑顔で受け取る
見た目は凄いチャラっぽくて
眉間に皺なんか寄せてると不良みたいで私が絶対怖くて近寄れないような外見なんだけど
たまにさりげなく優しくて、実際に目の前に居なくても元気づけられるし
何より、ドキドキする
3年間経っても私の恋心は変わりません
むしろ、ずっと会えなくて悪化しているかもしれません
紙コップの端に唇を少しだけ付けて、甘酒を少しすする
熱くて、熱すぎて、直ぐに唇を離す
『熱ー』
「んー」
そう相槌をしながらも、和哉は平気でずるずる音を立てて啜る


