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『悪り!葉月!大和!!』
「あっつー…」
「孝先輩遅ぇよー」
『悪り;』
階段を駆け下りて玄関で靴を履く
お、やべぇ。スパイク忘れかけた
玄関を出ると朝の8時でガンガンに暑くなってた
野球のユニフォームって蒸し暑いんだよなー…
『いーよな葉月と大和は。陸部のユニフォームって薄いじゃん』
「でも、露出度高いよ?」
「まァ葉月はヤだよな。女じゃねぇもん。葉月の脚の筋肉」
「ばっ…うるさい大和!!」
「てっ」
…ま、葉月は陸部1のエースだし
でも、俺は脚が筋肉でガチガチでも言葉遣い悪くても葉月が好きだ
でも…絶っ対言えねぇ!!!!
「孝先輩ー。野球部今日どことー?」
『んー?…浜西』
「浜西かぁー。浜西って大和のライバル居るトコじゃん?」
「ハッ。康介(コウスケ)だろ?アイツなんて眼中に無ぇから」
『ふーん。ソイツ、速ぇの?』
「俺よか遅いっスよ」
『大和はインハイ狙ってるもんな』
「そーだよ!!大和頑張ってよ!!あたしより速くても全然駄目だからね!」
「一々うっせーよ姑かお前!!!!」
「何ィ!?」
『あーハイハイ。小姑は放っとけ大和』
「小姑じゃないから!!泥まみれのクセに!!」
ぴき
はぁ?何だって葉月この野郎
『あん!?何だそりゃ!?泥まみれだからって野球部舐めんなよ!!!!』
「別にィ?そーゆう意味で言ったんじゃないけど?」
『汗と泥にまみれるのが高校野球の魅力だっつの!!陸上だって汗まみれじゃねーか!!!!』
「いーんだよ陸部の汗は輝くから!!!!」
あーあ
俺、そんなコト言うつもりじゃなかったのに
ただ「頑張れ」って言いたかったのに
葉月、この大会で上位入ったらインハイ行けるから、応援したいのに
『悪り!葉月!大和!!』
「あっつー…」
「孝先輩遅ぇよー」
『悪り;』
階段を駆け下りて玄関で靴を履く
お、やべぇ。スパイク忘れかけた
玄関を出ると朝の8時でガンガンに暑くなってた
野球のユニフォームって蒸し暑いんだよなー…
『いーよな葉月と大和は。陸部のユニフォームって薄いじゃん』
「でも、露出度高いよ?」
「まァ葉月はヤだよな。女じゃねぇもん。葉月の脚の筋肉」
「ばっ…うるさい大和!!」
「てっ」
…ま、葉月は陸部1のエースだし
でも、俺は脚が筋肉でガチガチでも言葉遣い悪くても葉月が好きだ
でも…絶っ対言えねぇ!!!!
「孝先輩ー。野球部今日どことー?」
『んー?…浜西』
「浜西かぁー。浜西って大和のライバル居るトコじゃん?」
「ハッ。康介(コウスケ)だろ?アイツなんて眼中に無ぇから」
『ふーん。ソイツ、速ぇの?』
「俺よか遅いっスよ」
『大和はインハイ狙ってるもんな』
「そーだよ!!大和頑張ってよ!!あたしより速くても全然駄目だからね!」
「一々うっせーよ姑かお前!!!!」
「何ィ!?」
『あーハイハイ。小姑は放っとけ大和』
「小姑じゃないから!!泥まみれのクセに!!」
ぴき
はぁ?何だって葉月この野郎
『あん!?何だそりゃ!?泥まみれだからって野球部舐めんなよ!!!!』
「別にィ?そーゆう意味で言ったんじゃないけど?」
『汗と泥にまみれるのが高校野球の魅力だっつの!!陸上だって汗まみれじゃねーか!!!!』
「いーんだよ陸部の汗は輝くから!!!!」
あーあ
俺、そんなコト言うつもりじゃなかったのに
ただ「頑張れ」って言いたかったのに
葉月、この大会で上位入ったらインハイ行けるから、応援したいのに


