司さんがいなくなってからもう一年以上が経ちました。今でも司さんの事を忘れられず、それをお父様も気を使ってくれて、お見合いの話しも全て流してくれているそうです。
美琴も咲枝も必ず生きていると言ってくれています。
私も信じてはいますがやはり不安で仕方がありません。
あの後、カオスさんが作った結界が消えてしまい不安が一気に募ってしまいました。
美琴や美凪ちゃんも協力してもらい、司さんを捜索しましたが、見つかりませんでした。
司さんは今どこにいますか? 元気にしていますか? 私は大学生になりました。あれから魔法も美凪ちゃんにも協力してもらい、たくさん勉強しました。
きっと今の私を見たら司さんは、びっくりすると思います。
……司さん。あなたに会いたいです。
「早く急がないと、次の講義に遅れちゃう」
急いで走っていると足がもつれ、その場に転んでしまった。
「あぅぅ。ちょっと腫れてるかも」
痛みから足首を押さえていると、上から影が降りた。
「怪我したのか? ちょっと見せてみ」
一人の男性が薫の側にしゃがみ込む。
「大丈夫ですから。私、頑丈ですし」
「ちょっと触るよ?」
と男性が薫の足首にそっと優しく触れる。
薫はふと昔もこんな事もあったな、と思い出していた。
「ハハハ。薫さんのドジは相変わらずだね?」
「……え?」
足首の痛みが消え、今の言葉で顔を上げた。
「ただいま。薫さん」
「っ! ……お帰りなさい、お帰りなさい!」
薫は涙を流し、力一杯抱きしめたのだった。
美琴も咲枝も必ず生きていると言ってくれています。
私も信じてはいますがやはり不安で仕方がありません。
あの後、カオスさんが作った結界が消えてしまい不安が一気に募ってしまいました。
美琴や美凪ちゃんも協力してもらい、司さんを捜索しましたが、見つかりませんでした。
司さんは今どこにいますか? 元気にしていますか? 私は大学生になりました。あれから魔法も美凪ちゃんにも協力してもらい、たくさん勉強しました。
きっと今の私を見たら司さんは、びっくりすると思います。
……司さん。あなたに会いたいです。
「早く急がないと、次の講義に遅れちゃう」
急いで走っていると足がもつれ、その場に転んでしまった。
「あぅぅ。ちょっと腫れてるかも」
痛みから足首を押さえていると、上から影が降りた。
「怪我したのか? ちょっと見せてみ」
一人の男性が薫の側にしゃがみ込む。
「大丈夫ですから。私、頑丈ですし」
「ちょっと触るよ?」
と男性が薫の足首にそっと優しく触れる。
薫はふと昔もこんな事もあったな、と思い出していた。
「ハハハ。薫さんのドジは相変わらずだね?」
「……え?」
足首の痛みが消え、今の言葉で顔を上げた。
「ただいま。薫さん」
「っ! ……お帰りなさい、お帰りなさい!」
薫は涙を流し、力一杯抱きしめたのだった。


